断酒を決意した大きな理由の一つが「頭脳明晰になる」ことでした。
ある方の断酒の体験談を読んでいると、断酒歴が増えるにつれて頭脳明晰になり記憶力がアップするし、覚えられる無意味な数字の桁数がだんだんと増えて来る様子が書かれていました。
どなたのブログだったか忘れてしまいましたが・・・。
断酒後半年で10桁の数字を暗記
そのブログの主は、脳がCPUだと仮定すると、断酒歴が1ヶ月、3ヶ月、半年と進むにつれて明らかに速度が上がってるとおっしゃっていました。
断酒半年後に、とうとう10桁の数字を一発で記憶できるようになった、とおっしゃっていました。
俺、スゲー!!って大喜びされてました^^
それを読んだ時は私はすごく羨ましかったんですよ。
頭の良さって生きる力に直結すると思ってますし。
頭が良くなるなら、お酒辞めてみようかな。いや、考えようによっては長年の大量飲酒のせいで私の頭、めっちゃ悪くなっているいるかもしれないな、といいようのない恐怖を感じた記憶があります。
ノンアルライフ3ヶ月の私の場合
感覚としては飲酒の習慣がなかった高校生くらいの思考力が戻ってきました。
私は読書が好きで活字中毒といっても過言ではないレベル。
飲酒時代でも大量に文章は読んではいたのですが、だんだんと実用書の分かりやすい文章しか読めなくなってきたような気がしていたんですよね。
先日、図書館に行った時に人生で初めて「ピーター・F・ドラッカー」のことが知りたくなって上田惇生のドラッカーの名言解説書を手にしました。
経済学部や経営学部の方は学生時代ドラッカーの勉強されるんですかね?
私は理系なので、ドラッカーの名前だけは知っていましたが、具体的なことは全く存じ上げていませんでした。
なので人生初ドラッカーです。
硬めの文章がしっかり読める
この本はドラッカーの名言集なので抽象的な表現が多いのですが、抽象的な概念を抽象的なまま理解することもできるし、表現されている事象について、自分がこれまれで体験してきたことから抽出して具体的に理解することもできます。
年の功で経験が増えてきたこともあると思いますが、一つの文章から二重、三重の情報を読み取って楽しめるようになり、思考力がアップしたと実感しました。
ドラッカーの言葉は現代社会にも十分通用しますし、むしろ変化が早い今こそ、ビジネスにおいて本質を見失わないために必要な考え方だと感じました。
またすごい人を見つけてしまった。
読解力が回復した今ならゲーテもトルストイも読みこなせるかも!
活字中毒の私にとって読みこなせる文章が増えることは至上の喜びですし、人生が豊かになります。
コミュニティの方も断酒歴が増えるにつれて勉強し始めたとしゃっていました。
ノンアルライフで思考力と記憶力が向上、いやいや、正確にいうと回復しますね。お酒のせいで失われていた能力が戻ってくるということですから。
お酒のせいで日本の国力は結構低下しているかもしれません。
せめて我が子には酒はあまり飲まないようにと伝えていくつもりです。
お酒と離れて最高の人生を!
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